2025年4月24日
情報処理安全確保支援士試験に合格した
応用情報に合格した次のステップとして。
なぜ受験したか
応用情報処理技術者試験に合格したあと、次の目標がないと勉強の習慣が途絶えてしまうと思い、IPAの試験区分で応用情報の次のレベルにあった情報処理安全確保支援士(SC)を受けることにしました。
試験概要
情報処理安全確保支援士試験合格者は、情報セキュリティに関する知識・技能を有するものとして、経済産業大臣から合格証書が交付されます。 情報処理安全確保支援士試験合格者は、所定の登録手続きを行うことで、国家資格「情報処理安全確保支援士(登録セキスぺ)」の資格保持者となることができます。
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sc.html
IPAの試験レベル1〜4のうちの4と、高難易度ということになっています。
試験概要は詳しくはIPAのサイトを参照頂きたいですが、ざっくり書くと
- 春期(4月)・秋期(10月)の年2回開催
- 午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後の3部構成。
- 午前Ⅰ問題:50分30問、多肢選択式(四肢択一)、条件満たすと免除可
- 午後Ⅱ問題:40分25問、多肢選択式(四肢択一)
- 午後問題:150分で4の大問から2問選び解いていく記述式
- 受験要件なし(他の試験の合格実績や実務経験など特にいらない)
- 合格したあと申請することで、国家資格「情報処理安全確保支援士(登録セキスぺ)」の資格保持者となることができる
です。
デザイナでも受ける意味
直接的にビジュアルデザインの役に立つ感じではないですが、要件定義やクライアントへの説明に深みを持つことができるようになるかと思います。
また、昨今のサイバー攻撃の重大化&増加傾向で、サイバーセキュリティの知識はデザイナだけでなく日々の業務でITを扱う人たちはみんな必須になりそうなので、勉強して損はないかなと。
どんな対策をしたか
午前対策
応用情報に合格してたので午前Ⅰは免除だったので、午後Ⅱ対策ですが
- 過去問5年間分くらいを紙に印刷して解く(IPAのサイトでダウンロードできる)。
- iTECの午後対策本の付録の700問近い午前対策問題まとめをやる(これが結構大変だけど糧になった)。
- 情報処理安全確保支援士ドットコムの過去問道場をスキマ時間にやる。
- わからない用語などはYouTube動画で確認する(「まさるの勉強部屋」には大変お世話になりました)
午後対策
- 過去問のいいとこどりした対策本を買ってひととおりやる。
- 答え合わせをするときは点数を意識する(配点は詳しくは公表されていないが、あたりをつけて推定でもちゃんと採点する)。
- 日々、サイバー攻撃やインシデントのニュースをチェックする。
応用情報の時とほぼ同じ対策手法でしたが、セキュリティニュースのチェックが地味に役に立った気がします。
反省
今回も応用情報の時と同じく、一発合格とはいきませんでしたが、なんとか午後Ⅰ免除期間内に合格できました。
まとめ
知らないことを知るのは大変だけど楽しい。勉強の習慣を途切れさせないようにしたい。