Mac mini のOSアップデート中にエラーが起きた話(解決済み)
Mac mini(Late 2014)(HDD→SSD交換済み)にソフトウェアアップデートがきてたので軽々しく更新かけようとしたらエラーが起きてしまった時の話。
2021年2月後半、検証機として利用していたMac mini(Late2014)(HDD→SSD交換済み)(Big sur にアップデート済み)をいつもどおりシャットダウンしようとしたところ、11.2.3へのOSアップデートがきていたので更新をポチ(大事な事なのにうろ覚えですが11.2.1からのアップデートだったはず)。
再起動がかかり、シャットダウンしたまでは普通だったが、後の起動でエラー画面に。
ターゲットディスクモードでの起動しか選択できなくなる。
数時間放置しても↑の状態から変わらず。
こういう時はタイムマシン復旧が手っ取り早いだろうが、たまにしか使わず、バックアップもとってないマシンだったので選択肢から除外。
同様の症状をネットで検索すると、似たトラブルがちらほら。SSD換装の所為とかBig surのバグとか色々憶測飛び交う中、解決方法を簡単そうなのから順に試してみることに。
再起動
左上リンゴマークからの再起動と、電源ボタン長押しで強制終了からの起動、どちらも試すが改善せず。
SMCリセット
シャットダウン後、電源コードを抜き、数十秒放置して再度起動するというSMCリセットを試すが改善せず。
SMCとは
SMC(System Management Controller = システム管理コントローラ)は、電源、バッテリー、センサー、ファンなどの機能に関わる動作の管理を司っています。
これらの機能に関わるトラブルがある場合、SMCリセットを試すと改善するかもしれない、という推測。
状況悪化
ここまできて、再起動しようとすると、黒い画面に薄グレーで通行止めマーク🚫(円に斜線が入ったマーク)が表示され、不具合が一歩進んでしまった感…。
気を取り直して、この症状での解決方法を探る。
Appleのサポートページに症状と解決方法が書いてあったので、これを試す。 https://support.apple.com/ja-jp/HT201295
command + R を長押ししながら電源ボタン押下
command + R を長押ししながら電源ボタンを押下して起動すると、内蔵の macOS 復旧システムから起動できるとのこで、これを試す。
この画面にいけたので、Big sur再インストールを実行する。「残り45分」の表示とプログレスバーがでてきてくれたので「これはいける?」と思うも、5分くらい経ったところで以下のエラーが出てしまう。
PKDownloadError8
インターネット接続が中断または切断された場合にでてくるそうです。
https://discussionsjapan.apple.com/thread/250937803
試しに、WiFiスポットを変えてみる。
数分待って、途中で止まることもなさそうだったので、放置。
数十分後、無事アップデート完了し、解決。
まとめ
今回のエラーの原因は、①Big surのバグ ②インターネット接続環境が不安定だった、の2点ということになりそうです。
ソフトウェアアップデート等をかける時は、念の為、バックアップをとってインターネット接続環境を万全にしてから挑みましょう。
参考
Mac の SMC をリセットする方法 – Apple サポート
https://support.apple.com/ja-jp/HT201295
円に斜線が入ったマークが Mac の起動時に表示される場合 – Apple サポート
https://support.apple.com/ja-jp/HT210901